週刊コンテンツVol.038
「おはぎ」と「ぼた餅」
おはぎは「萩の餅」を省略していった女房ことばである。
おはぎの別名のぼた餅も「ぼたん餅」を省略したもの。
女房ことばにはこのような省略ことばが多い。
たとえば、ざぶとんの「おざぶ」、田楽の「おでん」、かまぼこの「おいた」。
「おはぎ」と「ぼた餅」は同じものだが、一説によると春の彼岸にたべるのが「ぼた餅」、秋の彼岸が「おはぎ」だそうだ。
江戸時代には、きなこをつけたのがちょうど萩の花に似ているところから、はぎのもちで「おはぎ」。
あんこをつけたのがぼたんの花に似ているところからぼたんもちで「ぼたもち」と区別していたようだ。