妹尾氏は、インターネットが普及し始めた頃に、「インターネットというツールを使えば、
複数の人に情報を配信できるであろう。物流と何かつなげられないか?」と考えたそうです。

物流業は差別化が難しいものだそうです。
価格を下げずに仕事を受けるには?
インターネットを使えば、不特定多数の人へのマーケティングが可能になるので、
求める情報を提供できるという付加価値、つまり情報をもっているという強みを持てる。
というように考えたそうです。

しかし顧客になる企業は地元の企業であるの対し、インターネットはグローバルには強くても、
ローカルに弱いという問題がありました。

そこでインターネットをローカルに生かして、
地元をネットワークで繋いでビジネスにしようと考えたそうです。

情報は数と質でその優劣が決まるが、一企業だけでは得られるユーザー情報は少ない、
そこに目をつけnc-kyushu.comを作られたそうです。

nc-kyushu.comは、地元企業のサイトを繋いだコミュニティーサイトで、
会員企業のホームページにフリーメールの機能を付与し、そのシステムの利用者に対して、
会員企業の情報を提供するというものです。
サービス開始から一年半で、会員企業数を約180までに増えたそうです。(当時)
つまり情報共有型ネットマーケティングを実現させることができたのです。

講座では多くの質問が飛び出しました。
講座を終えて妹尾氏に感想をいただきました。

「大学生に授業をするといって、もみんな居眠りしたりするのでは?なんて思っていましたが、
みんな本当に真剣に聞いてくれたし、本当に向学心があるんだなあと感心しました。
学生と直接意見交換が出来たし、面白い講座になって良かったです。」   






各受講生には、事前に自己紹介文を書いてもらいました。
その自己紹介文を見て、いきなりキラリとはいかなくても、印象に残る文章の書き方を教えていただきました。

具体的な言葉で伝える、そのことによって親しみが湧く。
エピソードを加える事によって、イメージがしやすい文章を心がける。
負の材料でもエピソードに書き加える。
全体に統一感を持たせる。
独特の表現を探す。

などがヒントとしてあげられました。
だからと言って、妙にキーワードばかりが並ぶ文章もつまらない
「材料を出しすぎると味がない文章になる」ということに気をつけることが必要だという事です。

また伝えたいことを整理して、一枚の紙の上で起承転結の段落ごとにハコをつくって、
そこにキーワードを整理して、そこから文章を書くという「ハコ書き」の方法は、
すぐに実践できる方法としてとても面白かったです。

篠原氏は、日常で自分の書きたいことを、文章にできるようになるためには、
「表現するように思う」という感覚が大切であると言っておられました。

そしてそれがスムーズにできるようになるためには、普段から新聞のコラムなどの要点を絞った文章や、
面白い言い回しを気を付けて読むようにするのがいいそうです。

実際に講座では、篠原氏が面白いと思ったサイトの紹介や、
キラリと光っていた文章をいくつも紹介していただきました。

篠原氏の記者時代のエピソードが飛び出したり、テレビ出演された時のビデオを流して
裏話をお聞かせいただくなど、とても楽しい講座でした。
 






竹石氏の授業は、私たちの日常生活で使っている敬語は非常に語彙が少なく、
果たして本当に正しく使えていたのか、そんなことを考えてしまう講座でした。

敬語には尊敬語・謙譲語・丁寧語があり、それらを状況に合わせて使いこなす事が大切だそうです。
例えばビジネスでは、短くて簡潔な言葉が必要なのに、
妙にかしこまりすぎた言い方をすれば、伝わりづらいという事です。

しかし、どれが謙譲語で尊敬語で、ということを正しく認識しておかなければ、うまく使いこなす事は出来ません。

そこで今回の講座では、二人一組になって問題をといてみる事になりました。
組によっては出て来ない言葉があったり、同じ言葉に対していくつもの表現が回答としてあがる事もありました。

敬語には尊敬語・謙譲語・丁寧語でもそれぞれバリエーションがあって、
場面によって使い分けていかなければいけない、ということを改めて感じました。

竹石氏は、私たち受講生と同年代の方たちと仕事をされています。

その中で時々おかしいなと思うことがあるそうです。
「こちらのお皿をお下げしてもよろしかったでしょうか」
「あちらで伺ってください」などを例としてあげられましたが、
受講生からはそれを普段使っていたり、間違っている事に気が付かなかったという声がいくつもあがりました。

やはり
敬語は正しく使えてこそ、意味があるのです。
そのためには語彙を増やして使い方を覚え、状況や相手に適した言葉を使えるようになりたいと感じました。